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イメージと正体の調査報告

¥2,200 税込

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食事の時、食べているもの自体ではなく、メニューやパッケージに写っているイメージを食べているのではないか。アーティストの村上慧はそのような仮説をもとに自ら「イメージと正体の調査員」となり、メニュー画像やパッケージの写真(イメージ)と実際に食べたもの(正体)を撮影し続けてきました。この本は調査報告として、両者の写真を見開きに並置したものです。

全456組の写真を見比べてみると、イメージと正体には、具材や色味、情報量にさまざまな違いがあることがわかります。膨大なイメージが溢れる時代、私たちはなにを食べているのか?
2つの写真の差異からいろいろな考えが広がっていく本です。
巻末に村上によるテキストを収録。

村上慧(むらかみ・さとし)
1988年東京都生まれ。2011年武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業。清掃員に扮して街なかで様々な動きを見せる《清掃員村上》シリーズ、自作した発泡スチロール製の家で移動生活を行う《移住を生活する》、広告収入を使って看板の中で生活する《広告看板の家》などのプロジェクトを行う。近年は千葉県山武市に土地を購入し、落ち葉の発酵熱や気化熱など自然現象を利用した冷暖房を開発する《村上勉強堂》計画を進めている。主な個展に「村上慧 移住を生活する」(金沢21世紀美術館、2020-2021)、主なグループ展に「TERRADA ART AWARD 2023 ファイナリスト展」(寺田倉庫[東京]、2024)など。著書に『家をせおって歩く かんぜん版』(福音館書店、2019)、『家をせおって歩いた』(夕書房、2017)などがある。

著者:村上慧
デザイン:明津設計
編集:出原日向子
判型:A4変型(縦241 x 横210mm)
カラー86ページ

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